お金持ちにはなりたいけど、お金や投資に関する知識もないし、資産形成なんてまだ無理だよ……。
だいたい今は貧乏だし、今からでもできるような方法を教えてよ！
気軽にできる資産形成法を探しているのであれば、まずは『小銭貯金』から始めてみるのはいかがでしょう？
子供にもできるぐらいに簡単で、貯金の効果を実感しやすいですから、すぐにでも取り組んでいく価値があります。
たかが小銭と侮ることなかれ。長く小銭貯金を続けてきた私が解説していきますね。
『小銭貯金』で、お金持ちへの第一歩を
えぇ〜小銭貯金〜？
そんなチマチマした貯金で、本当にお金持ちになれるの〜？
もちろん、小銭を貯めるだけでは なれないでしょう。
いうのであれば、単なる“訓練“みたいなもの。
小銭を貯めつつ、“お金持ちに通じる考え方“を身につけるのが狙いです。
手軽に始められ、お金持ちに欠かせない“節約・貯金“の習慣を身につけられる
「貯金箱」さえあればスタートできるので、貯金経験の浅い人であっても挑戦しやすいのが魅力。
小さな小銭だってコツコツと貯めていけば、ある程度まとまった金額となってくれます。
小銭で大きな金額を貯めれたとしたら、革命的な刺激となるでしょう。
たとえ少額のお金であっても大事にしようと考えられるようになり、ムダ遣いだって自然と減らしていけるのです。
使いづらさが、ムダ遣いの予防に役立つ
貯まった小銭は重たい上にかさばる点も 実は良いところ。
「使いにくいのは良くないことだろ」と思われるかもしれませんが、これは貯金。
あえて不便な小銭で貯めていくことで、外出時に余計なお金を持ちだしにくくなり、ムダ遣いを抑えることができるようになるのです。
本当に必要な買い出しの際には、『キャッシュレス決済』を利用すればいいだけです。
貯金していて楽しく、こだわりも持たせやすい
小銭貯金は単純に楽しいです。
- ジャラジャラと貯金箱に投入する感覚
- 投入するごとに重くなっていく貯金箱
- 貯まった小銭がいくらになったか数える瞬間
など、貯めていくことで喜びを感じやすいのは、ストレスがたまりやすい節約生活では魅力的でしょう。
また、貯める“期間“や“量“、“小銭の種類“などを制限したりすることで、貯金の難易度を変えたり、こだわりを持ちやすいのも魅力的。
特に”小銭の種類”を限定していく事で、貯めた後の処理しやすさも変わっていくので、自分に合った形で調整していくといいでしょう。
貯めすぎると面倒なことになります
ポジティブな要素ばかりを取り上げてきましたが、多く貯まりすぎると、自分の生活に還元する際にかなり面倒になるのも事実。
上で書いた“使いにくさ“のせいで、買い物などに使おうとしても、持ち運びだけでも面倒。
かといって銀行で口座に預け入れようとすれば、手数料を取られて損をすることになるのです。
損をせずに楽しむためには、貯まり切った小銭をどのようにして消費していくのかを 考えておく必要がありますね。
どのように小銭貯金を進めるといいのか？
とは言え、小銭貯金自体は優秀な貯金方法であることは間違いありません。
なるべく損をせずに続けていくためにも、以下の3つには気を付けるといいでしょう。
- 用意する貯金箱は小さめでいい
- ルールを決めておき、達成した時点で一度切り上げる
- 多少の損や不便さは割り切っていく
用意する貯金箱は小さめでいい
貯金箱は小さいもので大丈夫。
小ぶりであっても、貯め切るにはそこそこの量が必要になりますから、達成感は問題なく得られますよ。
下手に大きいと、ムダに場所を取る上に、貯め切れたとしても小銭の処理がかなり面倒になってしまうので注意。
ルールを決めておき、達成した時点で一度切り上げる
貯め始める前に、自分なりのルールを決めておきましょう。後処理の手間も考えて設定することが重要です。
決めるべきポイントは、以下の3点。
- 貯めていく小銭の種類
- 貯める期間・量
- 貯めた後、どのような方法で処理するのか？
ちなみに、私のオススメは 以下の通りです。
- 【貯めていく小銭の種類】
……1円玉と5円玉以外の小銭
10円以上であれば、自販機などでも処理できるので、手放しやすくなる。 - 【貯める期間・量】
……最長でも半年、もしくは貯金箱がいっぱいになった時点で切り上げる
あまり大量に貯めないように設定。”金額”で設定すると、キリが無くなるのでオススメしません。 - 【貯めた後、どのように処理するのか？】
……駅の券売機で電子マネーに変換、もしくは金券ショップで金券の購入
どちらも手数料が取られないのでお得。ただし、日を分けて細かく処理しないとお店側に迷惑。
多少の損や不便さは割り切っていく
処理する手間など、小銭の時点でどうしても不便さは出てしまいますが、それは仕方ない。
キッパリと割り切りつつ、淡々と貯まっていく感覚を楽しんでいけばいいのです。
まとめ
- 小銭貯金は誰にでも始めやすく、お金持ちになるための重要な感覚を育てられる、良い貯金方法。
- 貯めすぎると、処理が面倒になるので、ほどほどで切り上げるべき。
- 小銭貯金を楽しむための３つの方法
- 用意する貯金箱は小さめにする
- ”貯める小銭の種類”、”貯める期間・量”、”貯めた後の処理方法”を 事前に決めておく
- 小銭ならではの不便さは割り切っておく
キャッシュレス化の進んでいる現代において、非効率的だというのも事実。
”お金持ちになるためのステップワン”だと割り切り、ある程度の貯金体質を身につけられたら、小銭貯金から卒業するのもアリでしょう。
https://zebusoni-money.blog/coin-savings-are-a-lossもっとも、楽しい貯金であることは変わりません。不便さを割り切れば いつまでも楽しめる良い趣味となってくれますよ。
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