小銭貯金のモチベーションを上げたいなぁ……。
思い切って、大きくてカッコイイ貯金箱を買ってみるか！
こんなふうに考えている人は、まずはこの記事を読んでください。
- 貯金箱なんかにお金をかけるな
- 他の容器を使い回せばいいだけ
- それでもこだわりたいのなら、小さいものに
結論から入りますが、貯金箱にこだわりを持って お金をかけるのはムダです。
むしろ、あまり こだわりを持たない方が、貯金を進めていくには効果的。
長年、小銭貯金を続けてきた私が詳しく解説していきます。
貯金箱なんかにお金をかけるな
お金を貯める――。良くも悪くも 貯金箱の役割なんてその程度しかありません。
そんなもののために、貯めるべきお金を使うなんて もったいないと思いませんか？
貯金のためにお金を払うなんて馬鹿馬鹿しい
小銭を貯めておくための箱にお金をかける――。
パッと見だと“初期投資“のようにも見えますが、実はキリがないこだわり。
貯金箱は お金を入れておくだけの箱でしかなく、それ以外の使い道がないですからね。
キャッシュレス決済が発達している現代において、現金はどんどん居場所をなくしています。
いつまで小銭貯金を続けられるのかも怪しいのに、小銭貯金でしか役に立たないものにお金をかける意味なんてありません。
硬い硬貨を投入する訳ですから、意外と劣化も早く、消耗品だったりします。壊れる度に出費が発生するなんて考えると、馬鹿馬鹿しいでしょう？
他の容器を使い回せばいいだけ
後先でお役御免となりそうなものに、こだわりを持つなんて馬鹿馬鹿しいもの。
ただ貯めるだけなら、日常の中で自然と出てくる『空き容器』を活用した方が、遥かに合理的です。
空き容器を使えば、カムフラージュにもなる
元々は他の物を入れていた容器ですから、知らない人がパッと見ただけでは現金が入っているなんて思わないでしょう。
また、容器によっては貯金箱以上にインテリアとして馴染んでくれたりもします。
お客さんが部屋に入ったとしても、貯金箱と分からなければ 盗まれることもありませんし、部屋を彩ってくれるアクセントとできてお得ですね。
いらなくなったら、すぐに捨てられる
貯金箱だって消耗品です。時期が経つにつれてボロボロになってゆき、壊れることだってあります。
そんな時にも、他の容器を使いまわしているだけであれば、愛着もないから 簡単に手放せるでしょう。
そして再び仕入れるのも簡単。空き容器なんて生活していれば当然のように出てきますからね。
劣化したものを使い続けるよりも、細かく新調していける方が精神的にも続けやすい。
そういった面でも合理的なのです。
それでもこだわりたいのなら、小さいものに
でも、小銭貯金は本当に好きだし、貯金箱にもこだわっていきたいな。
そこまでに決心の固い人であれば、貯金箱に対する出費も良い投資となってくれるでしょう。
ですが、長く楽しみ続けるためにも、貯金箱はなるべく小さいものから選ぶのをオススメします。
大きいものは、何かと損が多い
最初の熱意だけで、思い切り大きなモノを買ってしまうと、貯金箱が満たされるペースが遅くなり、合わせて達成感も満たされにくくなるのです。
順調に小銭が貯まっていても、大体の人にとっては“貯金箱の中身がどれぐらい埋まっているか“で判断されるモノですからね。たくさん入るんであれば、そりゃあ貯まるペースだって遅く感じることでしょう。
無駄なデカさのせいで部屋のスペースが減ってしまうのも悪い点。たとえ可愛いデザインであっても、大きいだけで悪目立ちするでしょうから、インテリアとしてもイマイチ。
何より、貯め切った後が大変です。ただでさえ小銭の利便性が悪くなっているのが現代。小銭での支払いを歓迎してくれるところなんて、一部のスーパーマーケットぐらいでしょう。
貯めた小銭を生活に活かすまでが小銭貯金――。後処理までを考えると、大きな貯金箱はムダでしかないのです。
- 貯まるペースが遅く、達成感を感じにくい。
- 大きすぎて邪魔になる。
- 貯め切っても、小銭の処理に困る。
……どうしても大きな貯金箱で貯めたいのであれば、以上の3点は覚悟しておきましょう。
小さい方が現代にマッチしている
現代の小銭貯金は、とにかく少ない枚数でも短期間で貯めきり、細かく生活に活かしていく形があっています。
そのためにも、貯金箱なんて小さいもので充分。本命は“快適な生活“ですから、小銭貯金は細々と楽しめばいいだけです。
https://zebusoni-money.blog/choose-savings-boxまとめ
- 小銭貯金はあくまで貯金。なのに、貯めるだけの容器にお金をかけるなんてバカバカしい。
- 貯金箱を買うぐらいなら、他の空き容器を貯金箱として使い回す方が無駄な出費もかからず、カムフラージュやインテリアなど、多くの面で役立つ。
- それでも貯金箱にこだわりたいのなら、なるべく小さいものを選ぶべき。貯金箱が大きいことのメリットはほとんどない。
ここまで書いた上で言いますが、最終的には小銭貯金から卒業できるのが一番良いと思います。
あくまで小銭貯金は“貯金の習慣を身につけるための訓練“みたいなモノですからね。安定して貯められるようになれば、小銭貯金では非効率。素直に投資や銀行貯金などに切り替えた方が良いでしょう。
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