学習・自己啓発

『リセールバリュー』の意味【節約から投資にもなるお得な買い物】

  • 一時的にでいいから、なるべく安い負担で手に入れたいものがある!
  • 自分の資産をより価値あるものとして確保していきたい!

”マイホーム”や”マイカー”など、自分のアイテムだということに魅力を感じる人もいるでしょう。

ですが長い人生から、手に入った後で価値観の変化などにより、手放そうかと考える可能性も大いにありえます。

そういった時のために、所有物の『リセールバリュー』をあらかじめ調べておくことで、損をしにくくなるのです。

この記事を通じてリセールバリューについて意識できるようになれば、物の売買による損失を大きく抑えられるようになり、資産を守りつつも多くのアイテムに触れることができます。

興味本位で試すにしても、自分に合わなかった場合のフォローが効くようになり、好奇心での行動も取りやすくなりますよ。

『リセールバリュー』:売却時の値段

リセールバリューとは、持っているアイテムを売却する際にいくらで売れるのかということ。

お店側からしたら『買取価格』ということになりますね。

白い背景に買い物用のカートと「再販」という言葉を持つ木製の立方体、ドル紙幣、販売のコンセプト、ビジネスマネジメント

実質的な負担額=購入時の金額-リセールバリュー

買ったものを売った場合、その商品に関する実質的な負担額は、購入時の金額からリセールバリューを引いた金額になります。

例:1000万円で買った自家用車を売却したら、800万円になった。

1000万円-800万円=200万円

つまり、実質的な負担は200万円ということ

買う瞬間にはお店が示している価格そのものを支払わなくてはなりませんが、売却する際にその一部が返ってくるわけですから、実質的なマイナスを大きく抑えられるのです。

商品購入時にはリセールバリューの高いものを選ぶようにすれば、たとえ一時的にしか使わないようなアイテムであったとしても、損失を抑えながら所有しておくことができますね。

『リセールバリュー』を活かすと、どんなメリットがある? 

売ることも踏まえて商品を購入することで、資産形成の大きな助けにもなっていきます。

好きなものを手に入れつつも、自分が負担する金額は少なくて済む手に入れた物についても気軽に手放せて 身軽さを維持しやすいので人生が楽になりますよ。

①リセールバリューが下がる前に売却することで、新商品でもお得に手に入れることができる

どんなモノにも”新商品”は必ず生まれるもの。新作が出るたびに その時点で自分が持っているアイテムは”型落ち”です。

当然、新作の方が機能や性能は良くなっているのが普通。型落ち商品は新作と比べられることでリセールバリューが落ちてしまうことになります。

Replacement of an old wooden house with a new, bright house in the Art Nouveau style

だからこそ、新作が出る度に型落ちとなった手持ちのアイテムを売り払って、新商品に乗り換えてしまうのも一つの手。

リセールバリュー分がそのまま新商品を買うための資金となり、より高品質なアイテムを手に入れるための負担を大きく減らすことができるのです。

②いざという時の資産の一部として、アイテムの価値を意識しやすい

売却した際の値段が高価である――。

つまり、”万が一の際には売却してお金にすることができる”ということ。

これを理解しておけば、単純なアイテムとしてのみならず、大事な資産としても見ることができるようになります

当然、商品の価値は”劣化”や”破損”などによって落ちてしまうものですから、所有するアイテム一つについても 自然と取り扱いが丁寧になっていくのです。

その結果、普通に使うよりも長持ちさせられるようになり、売却することがなかったとしても お得に使い続けられるようになるのです。

③リセールバリューが高い場合には、利益も期待できる

収益性の高い投資、資金提供のフラットベクターイラスト。株式市場所得。お金の積み重ねに成功した実業家。金融漫画のキャラクター、大富豪の銀行家。図、グラフの成長

リセールバリューが購入時の金額を上回るようになれば、その差額は”負担”ではなく”利益”となります。

この考え方は投資で扱われるような考え方で、社会情勢や価値観の変動などにより値上がりが期待されるようなモノについては、意識しておくと大きな利益を得られる可能性があります

また、仕入れたアイテムをネットオークションなどで仕入れ値よりも高く売ることで稼ぐ”せどり””転売”についても、リセールバリューを利用した稼ぎ方と言えますね。

『リセールバリュー』を活かしやすいものの特徴

リセールバリューが高いものには、ある程度共通した特徴があります。

たとえ手放す予定がなかったとしても、リセールバリューの高いものを意識して買うようにすることで、自然と優秀なアイテムにたどり着けるようになるのです。

①機能面で優秀、個性がある

高品質と高い価値の両方を目指して、製品とサービスを市場での競争力から切り離すことで、製品とプロセスを計画

元々の機能がハイランクであれば、大きく型落ちでもしない限りは大きな値下がりが起こることはありません。

どころか、多少型落ちしたとしても、問題なく現役であり続けられるような性能を持っているものだってありますからね。

また、他のアイテムでは代えがきかないような特殊な個性があれば、たとえ中古であっても多くの人から求められることになりますから、リセールバリューも落ちにくくなるのです。

iPhone、 ゲームソフト・ハード など

その②:時代変化による影響を受けにくい

巨大な文字「HOBBY」の周りに人や趣味のアイコン。 フラットデザインスタイルの最小ベクターイラスト。

俗に言う”ロングセラー商品”など、大きく時代の変わった先でも、安定して利用者に価値を与え続けられるようなアイテムも、リセールバリューは落ちにくいもの。

特に、”概念””趣味嗜好”など、いつの時代でも安定して必要とされるものについては、値下がりの勢いも緩やかなのが特徴です。

自己啓発本、参考書、人気作品に関わるグッズ、骨董品 など

その③:ブランド性・希少性がある

uluwatu, bali/indonesia 25 06 2019: louis vuitton handbag retro old vintage,luxury handbag, female fashion item.

特定のメーカーや人物によって作られた『ブランドアイテム』は、それだけで価値の塊。

大きな損傷でもない限り、たとえ中古でも熱心なコレクターやファンによって求められ続けます。

また、製造中止などの理由により 個数に限定性が出てきたものについても、時代の変化によって価値が高まっていく可能性がありますね。

絶版となった本、ブランドバッグ、レトロアイテム など

『リセールバリュー』を活かしたお得な立ち回り方

売ることを前提に リセールバリューを考えて買い物を進めれば、低コストで必要なアイテムを手に入れることができます。

だけでなく、未来を見据えてアイテムを確保・保存しておくことで、とんでもない価値に変化させることもできるのです。

①型落ちアイテムを売却し、新商品購入の足しにしていく

新商品が出た時点で、手持ちの古い型落ちアイテムは売り払ってしまい、手に入った売却益をそのまま新商品を買うための資金にしてしまいましょう。

2人の手がスマートフォンを持っています。良いことです。下取りです。古いデバイスを新しいデバイスと交換します。バナー。ベクターイラストはフラットスタイルです。

リセールバリューが大きく下がってしまう場合に売却してしまえば、新作を手に入れるための資金を多く確保でき、負担額を下げながら高品質のものを手に入れられ続けるのです。

新作が出るたびに細かく売払い、新商品に買い換えるようにすれば、その時点での最高レベルの性能を安価で確保し続けられ、そのアイテムを利用する仕事の水準を高品質に保ちやすくなりますよ。

②実質的な負担額に着目し、新品を買うか選べるようになる

どのみち手放す予定である商品ならば、購入する前に、その商品によって発生する『負担額』に注目して入手方法を検討しましょう。

スーパーやDIYのデパートでタイヤを買い、接写するのを選ぶ、快適なひげの男。

たとえ同じ商品を買う場合でも、”新品”で買うか、”中古品”で買うかといった点で、実質的な負担額は変化してきます。

あまり新品と中古で値段差がないとすれば、新品で買っても大した損にはなりません。むしろ、中古で粗悪品を掴まされるリスクの方が大きいですから、新品を選んでも問題にはならないでしょう。

そこそこの値段差が発生する場合には中古を選ぶのもアリですが、その場合には”買う”他にも” レンタル”ができないかなどを検討してみるといいでしょう。

レンタルの場合の負担額は、レンタル料金がそっくりそのまま負担額となります。

  • 売る前提で買った方がお得か
  • 短期間でレンタル契約をした方がお得か

双方をしっかり比べてみると良いでしょう。

③将来的な価値の上昇に期待し、新品で保管し続ける

古いアイテムであっても、時が経つにつれてその希少性から発売当初には無かった価値が生まれます。

それこそがいわゆる『プレミア』というもの。

Illustration of a Little Boy Putting His Toys Inside a Jar to Make a Time Capsule

今でこそ普通に流通しているものでも、将来的には入手困難になり、その道の人たちからは大金をはたいてでも欲しがられる可能性があります。

そんな未来に可能性を託して、買っても手をつけないままに保管し続ければ、将来的にはとんでもない財産として化けてくれるかもしれませんよ。

【強引な市場操作は迷惑行為】

限定商品などを買い占めれば流通量が減り、瞬時にプレミアを産むことができますが、わざとその状態を作って 買い占めた商品を高値で売りさばくのは 悪質な転売行為になりますので、絶対にやめましょう。

まとめ

『リセールバリュー』とは?

持ってるアイテムを売る場合の値段のこと。

 意識することで得られるメリット 

  1. 価値が下がる前に売却することで、負担額を抑えながら新しい商品に乗り換えることができる。
  2. いざという際には売却して、現金に変えられる。
  3. 購入時の金額よりもリセールバリューが上回れば、その差額が利益となる。

『リセールバリュー』が高くなるものの特徴

  1. 機能面が優秀、個性がある。
  2. 時代の変化によるニーズの変化を受けに行く。
  3. ブランド性や希少性がある。

『リセールバリュー』を活かした立ち回り

  1. 型落ちのアイテムは素早く売却し、新商品購入の足しにしていく。
  2. 『実質的な負担額』に着目して、新品を買うか選べるようになる。
  3. 将来的な価値の上昇に期待して、新品を保有し続けることもアリ。
  • 「現代は財産を”保有し続ける”と損をする」
  • 「持ち続けるのではなく、多くの人達とシェアした方が安く済む」

といった考え方が 現代の主流となってきていますが、実際に得をするか損をするかは立ち回り次第。

借りるにしても買うにしても、”自分自身の理想”と”発生する負担”を考えた上で選択しなければ、予想と違う結果となって損をしてしまう可能性もあるのです。

一つのものを手に入れるにしても、その結果がどういう風になっていくのかをしっかりと意識したいものですね。 

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ぜぶそに
現在28歳。年収およそ250万円程度のフリーター。 過去に交通事故やパワハラなどの理不尽によって、未来に対して危機感を抱く。 現在は『億万長者(総資産1億円)』を目標に努力中。 夢は30歳までに独立して自分の力だけで生きていけるようになることと、40歳までに総資産1億円を達成すること。
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