投資に挑戦して、しっかりと資産形成をしたい!
と思っているならば、先立つものが必要。
――つまりは投資のための資金:『余裕資金』です。
投資に回す以上、失敗してゴッソリと減ってしまう可能性もあり得ますからね。生活費とは明確に区別して取り扱う必要があるのです。
では、その『余裕資金』はどのようにして用意すればいいのか……?
以下に解説していきますね。
【結論】総資産から『生活防衛資産』を切り離し、残ったお金が『余裕資金』となる
『余裕資金』を語る上で切り離せないのが『生活防衛資金』。
安心・安全に投資活動に取り組んでいくために、まずは『生活防衛資金』から優先して用意する必要があるのです。
『生活防衛資金』とは?
簡単に言ってしまえば、臨時のトラブルなどに備えて持っておくべき資金のこと。
長い人生、何があるかわかりませんからね……。ケガや事故、病気に失職など、理不尽に大きな出費を迫られたり、収入を失ってしまう可能性だって あり得ます。
そういった際に 今の生活を維持し続けるためにも、普段は手をつけることのないまとまったお金を確保しておく必要があるのです。
必要になる金額は人それぞれで違います。
- 月々にかかる生活費
- 起こりうる臨時の出費
- どのぐらいの期間の安全を確保したいのか
など、生活の傾向を踏まえた上で、コツコツと用意していく必要があるのです。
生活維持に無関係なお金で運用することで、冷静な投資活動ができる
投資に使うお金は、完全に自分の資産とは切り離して考えるべき。
極端に言ってしまえば、投資に大失敗して1円も残らず失ってしまったとしても、生活に支障をきたさないようにするのが大事。
実際には投資に回しているお金も自分の資産ではありますが、自由に使う事はできないし、価値だってコロコロと変動しますからね。
そんな不安定なモノを自分の資産として計算に入れていたら、細かい価値の変動に振り回されてしまうことになります。
冷静な判断ができなくなるぐらいなら、最初から投資に回すお金は”戻ってこないモノ”として考えた方がいいでしょう。
そして、そう考えた際に「無くなってもいいか」と思える所持金だけを投資に回していくのが大事なのです。
生活防衛資産を確保しきる前からでも、投資はしていい?
うーん……。もしもの時の備えなんて全然貯まってないや……。
ボクが投資に挑戦できるのは、まだまだ先の話になりそうだなぁ……。
となってしまう人がほとんどでしょう。実際問題、”生活を維持できるだけの貯金”というだけでもハードルが高く、今から貯めようとなると、かなりの期間が必要になります。
しかし、資産形成における投資は、早いうちから積み立て始めるのが効果的――。だからこそ、『生活防衛資金』を貯めるのと並行して取り組んでいくのも大いにアリなのです。
出費を見直せば『生活から切り離せるお金』は見つけられる
『生活防衛資金』を抜きにして、今の時点で生活から切り離しても問題ない資金を探すのは簡単。
ただ、生活の中で発生している出費を 細かく見直していけばいいだけです。
- 余計なお菓子・嗜好品
- 高くつく娯楽
- ムダなこだわり
といった感じで、ムダな出費は簡単に見つかることでしょう。
こういった出費は、現在の時点ですでに自分の資産から切り離されているようなもの。
以降はこの出費分を抑えつつ、投資用の資金に回していけばいいだけです。
ムダ遣いを抑えつつ、投資の足しにできるのはとってもお得。
投資活動だって、金融商品の”買いもの”なわけですから、ショッピング好きな人の購買欲求だって満たしてくれますよ。
少額からでも買える投資商品はたくさんありますが、特に『インデックスファンド』であれば、コツコツ積み立てる恩恵も大きいのでオススメです。
くわしくは、以下の記事からどうぞ。
余裕資産は全額投資につぎ込んだ方がいいの?
わたしは『生活防衛資金』は充分に貯まっているから、投資も問題なくできる!余裕資金は全額残さずに投資に突っ込んでいくよ!
備え・行動力共にとても素晴らしいです。が、”全額を一気に”注ぎ込んでいくのは避けた方がいいでしょう。
どんな投資活動でも、利益を狙うのであれば以下のような工夫が大事ですからね。
- 価値の変動による下落リスクを抑える
- 値下がり・値上がり時で、投資割合を変化させる
余裕資金を確保できるほどの資産管理能力があるならば、投資で増やしていく場合においても、その時々に合わせて良い判断ができるはず。
投資に回さず、手元に寝かせて様子を見るのが必ずしも悪手という訳ではないのです。
まとめ
- 『余裕資産』=総資産ー生活防衛資産
- 生活防衛資産が貯まっていない場合でも、『浪費』にあたる出費を調整していけば、余裕資金として投資ができる
- 余裕資金だからといってすぐに投資に注ぎ込む必要はない。買うタイミングや商品の分散によるリスクカットや、値下がり時の買い増しのための資金として、一部は手元に残して管理するのもアリ。
資産の余裕は心の余裕――。自分が落ち着けなければ、投資で利益を出すなんて不可能。
少しでも焦りを取り除くために、投資に回す資産には“余裕“を持たせなくてはなりません。
まずは貯金。その過程で少しづつ投資を進めていけばいいのです。
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