- 浪費癖が激しくて、余計なモノをつい買ってしまう
- 計画を立てず、お店での感覚で買うモノを選んでいる
- ウインドウショッピングのつもりが、気づいたら何かしら買っている
日常でのありふれた『買い物』。
お金持ちを目指す人にとっては、センスの問われるイベントです。
いかに自分にとっての”必要”だけを買い揃え、”ムダ”や”余計”を排除できるか――?
一回の選択が、後々の資産形成に大きく影響してきますからね。
ムダ遣いを防ぐのに どんな方法が効果的なのか……?
この記事でくわしく解説していきます。
買い物でムダ遣いを防ぐのに 役立つ方法
新商品、セール品、よく使う消耗品、おやつ……。
今日もカゴがぱんぱんになっちゃったけど、「欲しい!」って思ったんだから、きっと必要なんだよぉ~。 仕方ないよねぇ~?
そう割り切れるなら、買えばいいでしょう。
……でも、どうせ後で後悔することになるでしょうね。
今回のテクニックは『徹底したムダ遣い対策』。
彼みたいな”甘え”を「本気で治したい!」と思う人向けです。
買うモノは 事前にまとめておく
何を仕入れるために買い物に出るのか――?
これをハッキリさせるために、必要なモノをリストアップしておく。これだけ。
- リストに書かれているモノを買う
- それ以外は一切買う必要がない
という風に、買い物の手順を超シンプルにすることができますからね。
売り場で「買おうかな?」なんて 悩むことすらなく、サッサと買い物を終えられます。
シンプルながら、一番効果的かもしれませんね。
不足に気付いたその時に、リストアップできるように
いつでも書き込めるような形でリストを作成し、常に持ち歩けるようにしておくといいでしょう。
必要に気付いた時点で すぐにリストに書き込む――。
後に回せば忘れます。気付いたその時に、すぐにやるのが大事。
私はスマホアプリ版『Trello』を活用しています。
- 日常でよく使うモノをチェックリストに書き出しておく。
- 手元のストックを使い切ったら、リストからチェックを外す
- 買い物の時には、空いているチェックを埋めるように買い揃えていく
一度書き出したアイテムは、以後はチェックのオンオフだけで管理できるので、リスト作成がラクですよ。
買い物前に 腹ごしらえ
買い物をする前に、空腹を満たしておく――。
実はこれも 節約につながる方法になります。
というのも、空腹だと 欲求が暴走しやすいから。
これは生存本能にも関わる現象。精神力でガマンするよりも、素直に食欲を満たしておいた方が、安定してムダ遣いを抑えられます。
『食欲』は、あらゆる欲望を増幅させる
生きていくのに必要である三大欲求でもある『食欲』――。
”本能”による影響もあり、かなり強い雑念です。
食欲をこじらせると、”食べ物”以外に対する欲望まで刺激してしまいます。
たとえ雑貨や娯楽品であっても「不満を満たしてくれるかも?」と、食欲のせいでエスカレートした物欲によって、ムダ遣いに走ってしまうのです。
恐ろしい話のようですが、対策はカンタン。
”食事を済ませてから 買い物をする”――これだけです。
アクションの順序を少し変えるだけで、資産の守りやすさが大きく変わります。
満腹にならずとも、軽食などで小腹を満たすだけで 随分と変わってきますよ。
必要なモノを買って、すぐに帰る
そのお店で必要となるモノを購入できたなら、そのお店にいる意味は もうありません。
むしろ、長居していれば ムダに欲望を刺激するばかり。”タイムセール”や”見切り販売”などが発生すれば、つい余計に買い足してしまう可能性も出ますし、荷物の重さなどで 疲労も溜まりやすく、精神・肉体のどちらにも良くないでしょう。
正しい判断力を失い、ムダ遣いをしてしまえば 全て台無し。
サッサと店を出て 安全な家に帰るのです。
早めに会計をしてしまうのも 長居を防ぐいい手段
滞在時間を減らすため、『会計を早く済ます』のもいい手段。
支払いを終えてしまえば、その商品はもうあなたのモノ。
”お店の商品”から、”あなたの資産”に変化。トラブルに巻き込まれて破損でもしたら、あなたが損をすることになるのです。
リスクの大きいモノを持ちながら、ウインドウショッピングは楽しめないでしょう。人ごみに押されたりなどで、せっかく買ったモノが 壊れる恐れもありますしね。
ひとつ前で語った”腹ごなし”も済ませておけば、なお効果的。
空腹も買い物も満たされ、より家が恋しくなっていることでしょう。後は家に帰って荷物から解放されれば、完全に自由の身になれますよ。
『欲しいけど 必要ではないモノ』は、買うモノとは別でリストアップして様子を見る
「欲しい!」と感じたモノは、一旦ストップ。
その場では買うことはせず、自分の『欲しいものリスト』に書き出して、記録をつけておきましょう。
家に帰った後、その商品について調べ、しばらく買わずに様子を見ます。
本当に自分が必要なモノであれば、数週間たっても欲求は消えないでしょう。が、一時的な欲求であれば、数日程度で アッサリと消えるのです。
その場の勢いで買ってしまえば ただの『衝動買い』――。
その商品の情報を知り、日をまたいで冷静に考えることで、”ムダ”か”必要”かが見えてくるのです。
『買うチャンス』は またやってくる
”セール”や”限定品”みたいに、期間限定のお得イベントだってあるじゃん!
たまには直感を信じて買うのだって、アリなんじゃないのぉ~?
……と思う人もいるでしょうが、安心して大丈夫。焦って買う必要はありません。
販売する側の気持ちを考えてみましょう。
限定イベントを終えたら、以下の3パターンの思考に行きつくと予想できます。
- 限定イベントが 上手くいったら
⇒ ウケが良かったし、またやれば 注目されるぞ。
⇒ この成功経験を、新バージョンでも応用してみよう。 - 限定イベントが あまり利益にならなかったら
⇒ あまり評判が良くなかったな。悪かった点を見直して 次に活かそう。
⇒ 次は人気のあったモノに 目玉商品を置き換えてみようかな? - 限定イベントが ダメダメだったら
⇒ 売り上げが悪かったし、このサービスは求められてないんだな。
⇒ もう一度ニーズを調査して、次は魅力的なサービスにしてやろう。
商売を続ける以上、売り上げを伸ばすための『限定イベント』は 必ずまた開催します。全く同じモノ・サービス内容とは限りませんが、実践経験をもとにした、より消費者ニーズに合う形で展開されるでしょう。
そのイベントが開催される頃に、今あなたが欲しいと思っていた商品界隈はどうなっているか……?
”廉価版”や”新モデル”などの発表で型落ちして割安になっていたり、他の競合から よりあなたのニーズに合っているモノが売り出され始めるかもしれませんね。
本当に魅力的なモノに出会えたなら、あえて型落ちするまでガマンするのもアリ。
少し待てば、今と同じぐらいのお得さで「もっと欲しい」と思えるモノが売り出されるかも……?
『セール』にこだわらない
普通よりも安く買える日が『セール』――。
”安い=お得”だと考えてしまいがちですが、特売日に買うことにこだわり過ぎると、かえって損をするかもしれません。
”安い”という言葉に踊らされて損をするぐらいなら、あえてセールの日以外で買い物をするのも、ひとつの選択肢になります。
安いからという甘い考え方で、ムダに買いこんでしまう可能性がある
「安くてお得だから、何でもセール日にまとめ買いした方がいい!」
……と考えるのが自然な考え方でしょう。これは間違っていません。
しかし、お店側としてもこれが狙い。
大胆な値下げは、利益を見込んでのこと。セールに向けた準備が足りていないと その戦略にアッサリと資産を取られてしまいます。
- 今日買わないと、損になる
- 買い忘れたら損だから、多めに買っておこう
- 今日は安いし、自分へのご褒美でおやつでも買おう
- あの商品も気になっていたし、この機会に買ってみよう
……と、“安い“という言葉で惑わして ムダに買わせるのが狙い……。
安価にすることで 冷静さを失わせ、サイフの紐を緩めさせようということです。
対策なしでセールに挑むのは 相手の思うツボ。
せめて 必要なモノをまとめた『買い物リスト』だけは用意し、ムダな物は買わないようにするべき。
セールでヒートアップしてしまうなら、あえてセール日以外で 必要なモノだけを的確に買い揃える方が安くつきますよ。
ただし、ムダ遣いさえしなければ お得なのは事実。
万全な準備をして挑めるのであれば、資産形成に大きく役立ってくれますよ。
買い物に行く回数を 出来るかぎり減らす
ムダ遣いの原因は”買い物をする”から……。
ならば、買い出しに出る回数自体を減らせれば、その分だけムダ遣いをするリスクも減らすことができます。
上記で書かれているリストを作成して 必要なモノをまとめておき、一度の買い物で全て買い揃えるようにする。
これだけの心構えで、回数を減らしつつも ムダのない買い物を楽しめるでしょう。
その”一度の買い物”の機会をセール日にできれば、もっとお得。
ただし、ムダ遣いをせずに済んだ場合ですがね。
買い出しのために外出する手間も合わせて減らせるので、自由な時間をより確保しやすくもなります。
落ち着いた生活で さらに物欲は抑えられるかもしれませんね。
”自分で”行く買い物を減らせれば、さらに確実
もっと確実にムダ遣いを防ぎたいなら『自分で行かず、他人に任せてしまう』という方法がオススメ。
お店で他の商品を視界に入れずに済むなら、ムダ遣いを考えるスキすら生まれません。
任せる相手も、あなたに依頼された買い物ですから、ムダ遣いに走ることは まずないでしょう。
家族やヘルパーがいるのであれば、その人に頼ればいいですし、単身だったとしても ”ネットスーパー” などのサービスを活用すれば、問題なく実現可能です。
特に、サービスとして依頼するのであれば、自分だけでは不可能な量のまとめ買いだって可能。
ストック置き場に余裕があるなら、”箱”や”ケース”単位でゴッソリ買ってしまうと 後がラクですよ。
まとめ
- 日常で必要になるアイテムは、こまめに『買い物リスト』にまとめておき、買い物の際に迷わないようにしておく。
- 買い物前に食事をしておき、空腹を満たしておくことで購買欲求を抑えられる。
- 必要なモノを買ったら、長居をせずにさっさと店を出る。
- 予定にはなかったけど欲しくなった商品については、『欲しいものリスト』にまとめておき、期間を置いて本当に必要かを考えてみる。
- 『セール』にこだわらず、自分のペースで必要なものを必要な時に買う。
- 自分が買い物に出る回数自体を減らす。
自分の資産を 各生産者が生み出した”価値”と交換する瞬間が『買い物』――。何気ない日常の一コマのようでいて、資産が大きく揺れ動く、張り詰めたイベントでもあるのです。
ムダを受け入れ、資産を減らしていれば、未来で出会えたはずの”本当に価値あるモノ”が 遠ざかってしまいます。
人生で大事なのは『価値のあるモノ』だけ。
ムダにだまされないように 心がけていきましょう。
結局、一番の節約は”買わない”こと。
可能な限り、お金を使って買う機会自体を減らすように努めるのが 確実な方法です。
買い物を減らして、余計なモノを処分していけば、ミニマリストみたいに少ない持ち物でも 快適に暮らせそうだねぇ~。
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