普段より安くサービスを受けられる『セール』――。
必要なものをお得に手に入れられるこの日は、利用する私達からすれば狙い時。……そして、お店側としても利益を出すための勝負日でもあります。
より多くの商品を買ってもらうためにと、あれコレと魅力的な商品・言葉を並べて 購買欲求を刺激してきます。お店側と利用者の心理戦のようなものですね。
ムダ遣いを防ぎつつ、セールのお得だけを楽しむにはどうしたらいいのか……？詳しく解説していきますね。
- セールになると、つい買う予定のなかったものまで買ってしまう。
- 節約がしたいけど、ショッピングも大好き。
よく利用するサービスに関しては、セールのスケジュールを調査しておく
自分がよく利用しているお店・サービスについては、セール内容・開催日をしっかりと把握しておくことが大事。
当日の客引きのために、どのお店も早いうちからセールに関する情報は出していますからね。
利用する私達は 積極的にその情報を調べて 準備を進めておくことで、やっと損のない買い物ができるのです。
『無印良品』のセールみたいに、不定期開催のセールもありますが、それでも大体傾向は決まっていますし、近くなれば告知もありますからね。
インターネットが使えるのであれば、そのサービスのページを調べれば 間違いないでしょう。
“条件付きのサービス“には要注意
何かしらの条件があったり、変則的なサービス内容の場合もあります。
- 特定のクレジットカード・会員証の提示で値引き・ポイント還元
- 後日使えるサービス券を配布するだけ
- 一部商品の購入で、おまけがついてくる
といった感じ。
“お得“といっても 内容は様々。自分の求めてないサービスであれば、飛びつくだけ損です。
事前から“セール用の買い物リスト“を作成しておき、買うものをハッキリとさせておく
セールを活かすためにできる準備としては、セール内容に合わせた『買う商品のリストアップ』があります。
当日はこのリストを頼りに 素早く買い物を済ませて、サッサと店を出るのが理想です。
普段の買い出しとは別で、”セールで買うメリットの大きいモノ”を優先して買えるように、当日までにコツコツとまとめていけばいいでしょう。
モノ自体も、その量も“必要な分だけ“を心がける
安いからといって、ムダに買えば損。
”本当に必要か”は当然ですが、特に“消耗品のまとめ買い”にも注意が必要です。
ストックの余裕があれば遠慮なく使ってしまうのが人間です。
余裕をもって買い込んでおけば 消費スピードを加速させて、結局は出費を増やすことになりかねません。
買い貯めなんて”非常事態の備え”程度で充分。生きていれば同じようなセールには何度も巡り会えますから、普段はミニマリストレベルの身軽さでいた方が気分も楽ですよ。
目的の商品を見つけたら、すぐに会計して店を立ち去る
リストアップした商品をサッサと集めて、すぐに会計してしまう。
当日の流れは簡単。これだけ。
どシンプルな方法ですが、一度会計を済ませてしまうことで、その後にムダ遣いをしてしまう可能性を大きく減らすことが可能。
セール中のお店は混みますからね。もう一度列に並ばないと ムダ遣いができないという状況にすることで、欲求をシラケさせることができるのです。
持っている荷物が、長居するのに良いジャマになる
ムダ遣いを抑える一番の手が”売り場に長居しない”ということ。
長居するほど、お店の商品が目についてしまい、買いたい欲求が生まれてしまう可能性がありますからね。
一度会計を済ませた後には、持ち運ぶ荷物も増えるので、長居せずに帰りやすくなりますよ。
ウインドウショッピングなどをするのであれば、計画していた商品を買った後で
セールならではの華やかさ、賑やかさが好きな人もいるでしょう。
必要なモノの会計を済ませた後であればゆったりと見て回るのもアリ。タダで楽しい雰囲気を味わえるのですから、コスパ良く心のリフレッシュができますよ。
【＋α】自由なショッピングは、予算を決めておく
「普段頑張っている自分へのご褒美を！」と、何かしら好きなモノを買いたい人もいるでしょう。
せっかくの安く買えるセールですから、自由に買い物をするのもいいでしょう。
ただし、予算についてはあらかじめ決めておき、その金額を超えるような買い物は絶対に避けなくてはいけません。
「今が安いから、ちょっと高いけど欲しくなった！買う！」ではキリがありませんからね。
『予算』というハッキリしたボーダーラインで、自分を制御するのも大事です。
まとめ
- よく利用するサービスのセールスケジュールを調べておく
- セールで買うモノをまとめたリストを、当日までに用意しておく
- セール当日は、計画にあったものを最優先で見つけてすぐに会計して、サッサと店を出てしまう
- ウインドウショッピングや自由な買い回りをするのは、計画していたものを買った後にする
当然ながら、セールで儲けようとするお店側は何も悪くはありません。何せ商売ですから 儲けを出してナンボ。値下げする分、安く商品を買われてしまうというリスクも背負っていることもあり イーブンです。
安さにつられてムダ遣いをするのであれば、それは利用する側の意思が弱いのが原因。
本当にお得を勝ち取りたいのであれば、普段の買い物以上に気を配らなくてはなりませんね。
どうしてもムダ遣いをしてしまうというのであれば、いっそ『セール』にこだわらないのもアリ。
好きなタイミングで 必要な分だけ買い出すようにすれば、損得を気にせず買い物ができ、ムダ遣いを抑えやすかったりもしますよ。
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