- 中途半端が嫌だ
- 何に関しても、納得いくまでやらなければ気が済まない
- ささいなことでも イライラしてしまう!
何についても 最高の成果を求めるのが『完璧主義』――。
成功できる人は、一つ一つに手を抜かず、パーフェクトを目指すもの……と思っている人もいるでしょう。
実際には全く逆。
程々の出来栄えで切り上げ、片っ端からタスクを消化するのが、成功できる人のやり方。人並み以上の”質”や”量”を生み出せているのは、そのやり方による結果でしかないのです。
『完璧主義』は、成功への遠回り?
『完璧主義』の 何がダメなのさぁ~?
大きな結果を出せないと、成功なんてできないじゃん?
その”大きな結果”を出すことが難しいのが問題なのです。
時間をかけて 一つを最高レベルで仕上げるよりも、そこそこの出来栄えをたくさん積み上げた方が、手に入る成果は大きくなりやすいんですよ。
フットワークが 鈍くなる
完ペキを求めすぎれば、全体の作業が遅くなります。
小さなことも気になってしまい、自分が納得いくまで ずっと同じ作業を続けるハメになってしまうのです。
他の人たちは淡々と進めていくなかで、自分はずっと同じことの繰り返し……。”実力”のみならず”実績”などの経歴面でも差をつけられます。
その上、自身が納得できる“完ペキ“が仕上がっても、周りから良い評価をもらえない場合だってあるのです。
価値観は人それぞれで違うモノだし、時代や環境の変化によって コロコロと変化だってしますからね。
自分の価値観で『完ペキ』にこだわっても、単なる“自己満足“で終わってしまう場合がほとんどなのです……。
同じ作業ばかりで、見識を広げられない
自分が納得できるまで 一つのタスクにつきっきり……。
そうなれば、他の取り組みには手がつけられず、活動の幅は狭くなってしまいます。
ムダにこだわりが強いことによって、自分の取り組み以外の分野を受け入れられず、知見を広げられません。
……かといって、一芸特化のスタイルとしても、柔軟性や応用力もないために 中途半端になってしまうのです。
パッと見では全く違っていても、社会全体では 深く関わり合っている業種・分野だってあります。
専門外にも見識を広げることで、自分の活動でも活かせるようなノウハウを手に入れられるかもしれませんよ。
こだわっても、評価は 周りと大して変わらない
クオリティにこだわっているのが『完璧主義』
……なのに、実際には 他の人達と大差ない評価をされてしまいがち。
というのも、あなたの仕事の評価をするのは ”あなた以外の誰か”。
中には、素人だっています。
あなたのこだわりを理解できるとは限らず、必要としているかすらも怪しいのです。
ライバルとしても、品質では勝てないにしたって、“見識の広さ“や“応用力の高さ“など、完璧主義者には足りない能力を活かせば 充分に渡り合えます。
クオリティは、相手のニーズに合わせるのが大事――。
必要とされないレベルのこだわりを持っていても、“自己満足“で終わってしまうリスクがあるのです。
完璧主義な思考から 抜け出すには?
完ペキにこだわり過ぎるのが危険なのは分かったよ……。
でも、だったら どの程度を目指していけば良いのさ?
ズバリ、“合格ライン“です。
必要な部分さえ押さえていれば、満点でなくとも充分に通用します。
それに、一度で完ペキを目指さずとも、少しづつアップデートしながら、クオリティを上げていけば良いだけです。
ニーズを知り、目標設定をする
その取り組みに求められているモノは何なのか――?
それこそが 目指すべき“合格ライン“。
ニーズさえ満たせれば とりあえずとしては充分なクオリティです。
そのレベルまで至るのに 必要となる”数値”や”タスク”を見極めて、淡々と達成していけばOK。
目標設定で役立つのが『逆算思考』。
目指す目標を基準にして、こなすタスクを決めていく方法です。
くわしくは 以下の記事で解説しています。
ノルマに達した時点で 一度切り上げて、出来を確認する
自分で見繕った目標を ある程度クリアしたら、キッパリと活動を中断。
一旦”完成”として、人前に出してみましょう。
実際に多くの人の目に入り 利用してもらえば、感想をもらえます。
”目指していたニーズが満たせているか?”はもちろん、”足りていない部分” や ”考え方の違っていた部分” など、利用者の意見を聞きながら、後の改善に役立てるためのステップでもあります。
意見や要望に合わせて 改善していく
意見を通して、自分では気づかなかった “改善すべき点” を知ることができるでしょう。
【意見を通じて 知るべきポイント】
- 不足している要素
- 利用したいと思っている客層
- 他の競合商品との比較
要望の多いモノから徐々に改善を進めていくことで、確実にニーズに合うモノへとアップデートしていけるのです。
一度で全てクリアすることは難しいでしょうし、進めていく中で、新たな要望はどんどん生まれるモノ。
何度でも定期的に見直し、改良を進めていくといいでしょう。
まとめ
- 何事についても”完ペキ”を求めすぎるのは危険。
キリがないし、他のタスクが進まなくなってしまう - ”ニーズ” にさえ対応できていれば、社会でも充分に通用するので、及第点が取れたら どんどん次のタスクに進めてしまう
- 完成した後も 繰り返しアップデートを重ね、徐々にクオリティを上げていくといい
価値観は人それぞれ。同じ人からの評価ですら 時代や環境によって コロコロ変化する、不安定なモノ――。”だれにとっても完璧なモノ”なんて、生み出せるはずがないのです。
こだわりも 度が過ぎれば ただの”頑固者”……。
手に入るわけのない 最高評価を求め続ける、かわいそうな人でしかないのです。
本当に結果を出したいなら、「大体でいいや」と 開き直ってOK。
取り組みの手数を増やしていけば、自然と能力も実績も上がっていきます。
まずは、手早くチャレンジの幅を広げていきましょう。
”より良い形”を求める姿勢はとても良いですが、一度で出来たら誰も苦労はしません。
程々で切り上げ、不足は後から埋めていく形の方が、スムーズで確実な改良ができます。
こだわり過ぎて、出すタイミングが遅れたら台無しだもんね。
大会やコンクールとは違って 何度でも更新していけるから、多少の粗さは気にしない方が良さそうだねぇ~。
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