学びが成功につながるお金持ち達の読書術【読むだけでは意味がない】

読書は自己成長に役立ついい習慣――。その効果は凄まじく、人並み以上の能力や結果を出せているお金持ちの人達が本を愛している理由でもあります。

大きな野心を持っている人ほど、本はガンガン読むべき。……ただし、思考停止でダラダラと読み進めたって、結果にはつながりません。

読書で学んだことを自分で役立てるようにならなくては、時間を割いて本を読む意味がないのです。

本に書かれている内容を効率的に自分の力にしていくにはどうしたらいいのか……？

上記3つのポイントに絞って、くわしく解説していきますね。

自分に合わないと思った本は、読まないでいい

自分に合わないと感じた本は、ムリして読むことなく手放してしまってOKです。

周りからの良い評判などをきっかけに読んでみたけど、読み進めてみたら「なんか違うな」と感じる場合もあることでしょう。

これは別に仕方のないこと。何せ本は“他人の世界をまとめたモノ“ですからね。

作者の個性的な表現や独特の思想などベースにした内容は、合わない人にとっては全く役に立ちません。どころか、その本のために使っている時間は完全にムダになってしまい、もったいないばかりです。

違和感を感じた時点で他の本に移った方が、あなたのためになりますよ。

せっかくお金を出してまで手に入れたんだから、何かしら学ぶものがないともったいないじゃん！

もったいない精神はとてもいいですが、合わない本は読み続けたって時間がムダになるだけ――。

現代となっては、たくさんの人達によって色んな本が書かれています。

著名作家や専門家によって書かれた小難しい内容の本もあれば、そういった本を別の人が分かりやすい表現で解説している本まであるものです。

辛い思いをしながら合わない本を読んでいる時間で、他の分かりやすい本を2冊、3冊と読み進められるかも……と考えたら、いかにもったいないことか分かるでしょう。

今の自分では理解の難しい内容も、他の本で学んだ後であれば理解ができるようになるかもしれません。

もったいないと思うならばなおのこと置いておき、知識をつけたあとで再挑戦してみればいいでしょう。

自己成長につなげるための読書においては、その内容全てに目を通す必要はありません。

『一冊の本の中で”作者が読者に伝えたい事”に当たる文章は、全体の約20〜30%程度しかない』

という話もあります。

要するに、他の70～80％の文章は、説明や修飾をするための役割しかないのです。

要点を見極めて読む工夫ができれば、全ての文章に目を通さずに得られる学びを最大にすることができるという訳ですね。

その本を読むにあたり、自分が何を目的とするのかをハッキリさせておく必要があります。

本を通じて何を知りたいのかをしっかり意識できていれば、読むべきポイントもより明確になりますからね。

目的さえ明確なら方法は単純――。目次をチェックして、知りたい情報が書かれているページのみをピックアップしていけば良いだけ。

それ以外の内容はあなたにとっては不要……。サッと斜め読みをする程度で充分。何なら目を通さなくても問題なしです。

本を読んだならば、学んだ知識を自分の経験に変換していくことが最重要――。

大事なのは “読破完了” のその先……。学びを活かして現実に反映する『アウトプット』の時こそ、読書の学びが成長につながる瞬間なのです。

本を読み切っただけでは、世界もあなた自身も全く変化なんてありません。

どころか、せっかく学んだことも脳内にしまっておくだけではそのうち忘れてムダとなってしまいます。

少しでも早いうちに、本から学んだことを実際の行動に活かして、あなた自身が周りに良い変化を与えていかなくてはならないのです。

読書をしたなら、アウトプット（実践）までがワンセット。「読んで終わり」はNGです。

自己成長のための効率的な読書術

自分に合わないと思った本は、読まないでいい
”相性”の悪い本だってある。無理に読破しようとせずに、他の本に移った方が時間のムダにならない。
はじめから最後まで、全てを読む必要はない
『その本が提言したいのは何なのか？』や『自分が学びたいのは何なのか？』を意識して、必要になる内容をピックアップして読めばいい。
読んだ後にすぐに行動を起こし、経験にしていく
学びを実際に活かせて、ようやく自分の能力として完成する。

読書に使う時間だって、人生の中の大事な資産ですから、より有意義に活かす方法を探すべき。

休憩の時間や、スキマ時間を活かして、読書で効率的に能力を上げていければ、確実にお金持ちに近づけますよ。