- 毎日が忙しくて、疲れが取れない
- 休んでいる時間が もったいなく感じる
- 「長い時間をかけるほど、良い成果を出せる」と思っている
お金持ちには ”休むことにも手を抜かない” という特徴があります。
休めるチャンスを積極的に作り、そこでは徹底して休む――。
この、こまめな休みこそが 活動において大きな力となっているのです。
「休むことなく働いているから、大きな成果にたどり着けているんだ」
というイメージを持っている人も、少なくはないでしょう。
ですが 実際には全く違うのです。
『休むことが大切』である理由を、この記事でくわしく解説していきます。
休むことで得られるメリットは たくさんある
”体力を回復する”ことが 休息の目的――。
効率良く活動を続けていく上で、この体力が かなり重要になります。
こまめに疲れを取ることで 調子が維持でき、安定した成果を出し続けることが可能になるのです。
- 体力を回復できる
- 行動に区切りをつけて、集中力を取り戻せる
- ネガティブな思考を予防できる
体力を回復できる
体力が減ることによって疲れが生まれ、思考や行動など あらゆる能力が低下します。
適度に休むのは、体力と共に下がってしまった能力を 回復するためなのです。
疲れた状態に良いことはない
疲れた状態に良いことなんてありません。
適度に休まなければ作業パフォーマンスは下がり続けるばかりで、”活動の質”や”成果”など あらゆる面で非効率的になります。
また、能力の低下により ”トラブルが発生するリスク” が ムダに増えてしまうのです。
- 注意力の低下 ⇒ 事故
- 反応速度の低下 ⇒ ケガ
- 体内の免疫機能の低下 ⇒ 病気・体調不良
根性で頑張ったところで 余計なリスクを上げるだけ。
細かく休んだ方が、楽をしつつ 安定した成果を出していけますよ。
行動に区切りをつけて、集中力を取り戻せる
作業の効率を上げるために欠かせないのが『集中力』――。
ですが、体力の減少に合わせて 集中力はどんどん落ちてしまいます。
適度に休むことには、この ”集中力を取り戻す” という役割もあるのです。
集中は続かない
集中力は続きません。
何についても、集中を維持できるのはせいぜい60～90分程度でしょう。
その後は 雑念が混じりやすくなり、作業効率は確実に下がっていきます。
そのため、適度な休憩をはさんで、集中力を細かく回復させるのが効果的なのです。
わずかな時間で集中している人の作業量が、丸一日使って ダラダラとやっている人を上回ることだって あり得ます。
”作業時間” 自体より ”集中できているか” の方が 生産性において重要だという訳です。
作業から一度離れるための休息時間
集中とは ”一つに対して思考を傾け続ける” ということ――。
つまり、精神的に不安定な状態が続くわけです。疲れるのは当然。
作業から思考を切り離し、不安定になっている精神を落ち着かせるのも、休息の大事な役割――。
脳内をリセットすることで 集中力は回復でき、再び生産性の高い作業をこなせるようになるのです。
ネガティブな思考を予防できる
精神が不安定な状態が続けば、意識はマイナスな方向へと引っ張られてしまいます。
疲れた心身は早めに回復させなければ、ネガティブな思考がこり固まってしまい、活動に悪影響が出てしまうかも……？
休んで疲労を取り、ネガティブな思考を取り払う
疲れによって弱った心は、自然とネガティブな思考へと傾いていきます。
- もう嫌だ。疲れた。やめたい。
- なんでこんなに苦労しなければいけないんだ。
- 最初からやらなければよかった。
ネガティブな心で作業を続けても、集中できず 能力を充分に発揮できません。
そして、その不調が理由となって 気分はさらに悪くなっていきます……。
良くない循環ですね。
だからこその『休憩』。
体力を回復して スムーズに作業を進められるようになれば、ポジティブな心だって取り戻せます。
成功者達の『休み』に対する考え方
お金持ちになれた人達は、休むことなく働いているから 成功できているんじゃないの？
と思う人もいるでしょうが、実際には しっかりと休んでいます。
休みつつも他の人達より大きな成果を出せているのは、休み方が上手だから――。
特に ”休みに対する考え方” がポジティブなところも特徴的でしょう。
前向きに受け止めて キッチリと休めるから、短時間でも効率的に回復しやすく、本気で活動できる時間が長くなるのです。
特に、以下の3つの考え方は 誰もが見習うべき――。順に解説していきますね。
- 「休みは力を取り戻せる大切な時間だ」
- 「チャンスに備えるためにも、休みは欠かせないものだ」
- 「休むのは当然の権利だ」
「休みは力を取り戻せる大切な時間だ」
成功者達にとって 休みは欠かせません。
自分が一番活躍できるコンディションを 取り戻せるのですからね。
そこに「周囲から追い抜かれる」といった 焦りなどはありません。
だから休む時も ためらい や 罪悪感を持たずに、思い切り自分を解放できるのです。
「休んでいる間に ライバルに追い抜かれる……！」などとは一切考えません。
むしろ逆……。差を開かれないようにするための儀式こそが『休む』ということなのです。
「チャンスに備えるためにも、休みは欠かせないものだ」
チャンスはどのタイミングで生まれるかは分かりません。
もしチャンスがやってきたとしても、疲労がたまっている状態ではチャンスを逃してしまう可能性だってあり得ます。
また、休み時間は ”自由な時間” でもあり、突然発生するチャンスに対しても 柔軟に対応できるのも大きなメリット。
成功者は、知識や経験から チャンスを活かすことの重要性を理解しています。
休める時はしっかりと休む――。
この選択は、チャンスを確実に活かすための ”構え” でもあるのです。
「休むのは当然の権利だ」
そもそもとして、休みが“与えられる”ものであるというのは不自然です。
特に、会社などと契約している人には、休みですら他人から与えられる”給料の一部” であるかのように思えてしまうでしょう。
休日があることに ありがたみまで感じてしまうかもしれません……。
ハッキリ言ってしまえば、これは へりくだり過ぎ――。
かなり危ない状態だと警戒するべきです。
人間なのですから 当然体力には限界があります。何より 自分自身のための人生ですから。
休むことは人として当然の権利――。
そこにありがたみを感じる必要も、不安を持つ必要もないのです。
休む時にオススメの取り組み 4選
休みも大事なのは分かった。
……だけどやっぱり、ただ休んでいるだけだと 周りに置いて行かれるんじゃないかって不安になるよ……。
休み慣れていないと 確かに不安になりますよね――。
では、休みの時間を充実させられる、オススメの取り組みを4つほど紹介します。
”何のために休むのか？” と、休む理由を意識すれば、少しは落ち着いて休めるようになりますよ。
- 読書
- 軽めのフィットネス
- 自炊
- 睡眠
読書
成功者にとっては 読書の時間も 立派な休憩時間。
のんびりと身体を休めつつも、新たな知識を身につけられるのですから、休みを活かすには申し分のない取り組みでしょう。
軽めのフィットネス
- 軽い散歩
- ストレッチ
- ヨガ
などで、体内の血行や酸素の循環能力を高めます。
すると脳に必要な栄養・酸素などが届きやすくなり、精神的な疲労を回復しやすくなるのです。
自炊
頑張った後の栄養補給も 休憩時間には大切な取り組み。
どうせであれば自分で食べたいものを作ってしまいましょう。
料理に集中することで、仕事から完璧に思考を切り替えられるのですから、気分転換にはもってこいです。
好きな食糧を調達でき、外食などをするより安くすむのも 魅力的ですね。
睡眠
疲労を取るのであれば、一番効果的な方法ですね。
作業の間に ”短時間の昼寝：パワーナップ睡眠” などを取り入れてみると、その後の集中力が段違いに上がるのでオススメです。
パワーナップ睡眠について
- 15～30分程度で済ます、日中の仮眠。
- 疲れが取れ、注意力を回復できる。
当然、夜早い時間に寝てしまうのもOK。その分、朝早く起きやすくなりますから、朝活を充実させるのにも効果的ですよ。
まとめ
- 休んで疲労をとることで 体力が回復でき、集中力を取り戻せる。
- また、ネガティブな気持ちになるのを防ぐこともできる。
- 成功者達の『休み』に対する考え方は、一般人とは大違い。
- 体力の回復はもちろん、いつ来るか分からないチャンスに備える大事な時間。
- また、自由こそが自然であり、『休むこと』自体が人としての当然の権利だと考えている。
- 休むことに抵抗がある人は、“何のために休むのか？”について決めておけばいい。
- 特に、休みを存分に活かせる以下の4つの取り組みはオススメ。
- 読書
- 軽めのフィットネス
- 自炊
- 睡眠
本気で成功を目指し、本気で頑張っているのであれば、休むことに関しても本気になるべき。
回復した体力が そのまま活動につながってくるのですから、決してムダにはなりません。
「気合で続ける」「根性でやりとげる」みたいに、根性論に逃げるのは非効率的。すぐにやめたほうがいいですよ。
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