- 忘れないように努力をしているけど、すぐ忘れてしまってイヤになる
- 覚えることが苦手で、”記憶するための努力”が辛い
”物忘れ”や”記憶違い”によるトラブルは多いでしょう……。
ですが、 残念ながら根本的にな解決方法はありません。
というのも、”忘れてしまうこと”は防ぎようがないから。
少しでも被害を抑えたいならば、忘れないようにするよりも ”忘れたときに対するフォロー”をスムーズにできるように構えておく方が確実です。
【結論】忘れるのは仕方ない。
”忘れた自分に対するフォロー”で対処しろ
世の中には『完全記憶能力』を持っている人だっているじゃない?
円周率を何百桁も覚えられる人だっているしさぁ?
『記憶力』なんて、努力次第で 何とかなるんじゃないのぉ~?
特別な訓練や体質によって、ずば抜けた記憶力を持つ人はいますが、一般人が同じ努力で そのレベルに達するのは 難しいでしょう。
できないことはできない。
それを素直に認めて対策しておく方が、間違いなくトラブルを防げますよ。
人は忘れるようにできている
人の記憶力なんて長くは持ちません。どうあがいたって忘れます。
完全に忘れなかったとしても、部分的に忘れたり、間違った情報に置き換えられる可能性だって充分にあり得るでしょう。
ですが、これ自体は恥ずかしがることでありません。
忘れるのは人の脳の仕組みであり、絶対に忘れない人の方が珍しいこと。そんな特別な能力を持つ人たちと比較するのはナンセンスです。
忘れてしまうことを予想できるなら、忘れた時にむけて 準備をすればいいだけ。
反復しない・必要としていない情報は劣化していく
長いこと必要としていなかった情報ほど、記憶から消えていきます。
これも不思議なことではありません。
だって、その情報がなくても 問題なく過ごせていたのですからね。
そしてその間にも、他の”新しい知識”や”必要な情報”に出会っているはず。
今の自分が必要としている方に、記憶のキャパシティが優先されているだけです。
一度でも経験したものは、反復すればだいたいすぐ思い出せる
では、忘れてしまった記憶については、また1から覚え直す必要があるのか……?
その答えは ”NO” です。
一度でも触れたことのある知識は、一旦忘れても すぐに思い出せます。
全てを完璧にというわけにはいきませんが、それでも思い出すだけで、最初に学んだ時ほどの苦労を感じることはないでしょう。
そして、反復していけば 記憶の定着力はどんどん強くなっていきます。
一度に忘れる記憶量はどんどん減り、知識が自分の能力へと定着していくのです。
回数を重ねれば、どんな知識も ある程度は覚えられる……。
一度で完全に覚えられない知識は、反復すればいいだけです。
“忘れないようにする”努力は、後の役に立たない
忘れてしまうのは仕方がないこと……。
つまり、“忘れないようにする“という努力自体が非効率的になります。
記憶力を鍛える訓練などで、多少なり忘れにくくなるかもしれません。
……が、そこまでして忘れないように気を配っても、記憶力を伸ばしたメリットが活きる場面自体が そもそもないのです。
特殊な訓練が必要とされるぐらい『記憶力』は頼りないモノ。
そんな力を鍛えるより、素直に忘れることを見越して構えていた方が、トラブル発生を防ぐ方法として 確実です。
どのような記憶であれ、ふとした拍子にアッサリ忘れる
『絶対に忘れない保証がされた記憶』なんて、ありません。
どんなに身近で、人生に必要なことであっても、忘れる時にはアッサリと忘れます。
何をどうやったって記憶の劣化は避けられません。
トラブルなどによる”精神的な乱れ”など 原因があって忘れる場合もあれば、ただ漠然と”ど忘れ”することだってあり得ます。
”料理”や”家事”みたいに、ほぼ忘れないことだってあるじゃん!
と思うかもしれませんが、”日常動作”は生活の中で自然と”反復”ができているから、記憶に強く残りつづけているだけ――。何日・何年も完全に切り離された人生を送り続ければ、他の記憶と同じように忘れるでしょう。
「忘れないようにする」なんてのは、何に対してだって不可能なこと。
できっこない努力を続け、結果が実らないことで自分を責めなくてはいけないなんて、苦痛でしかありません。
個人の記憶よりも、正確なデータの方が重要
本当に重要な局面では、『記憶力』なんて信頼されません。
鍛えていたところで、より正確な記録さえあれば 見向きもされないでしょう。
たとえ、記憶力に自信があったとしても、失敗の許されない状況では、信頼できるデータを確認しながら取り組むハズ。
ほんの少しの間違いがあれば、取り返しのつかないケースだってありますからね。
『記憶力』を問われるのは”テスト”の時など、あなた自身の能力に注目されている時――。
仮に間違えたところで、世の中に悪い影響が起こらない状況ばかりでしょう。
忘れる未来に備えるための工夫を
覚えていなきゃいけないのに、忘れるのが当然で、記憶力を鍛えても効率が悪いだけ……?
じゃあどうすればいいのさぁ~?
『忘れた時に備えて準備をする』だけ――。カンタンでしょう?
必要なタイミングで 必要な情報を 呼び起こせればOK。
たとえ忘れていたとしても、忘れたことに気づいて即座にフォローさえできれば、トラブルは充分に防げます。
忘れた事実にすぐ気付けるように備える
まず、”自分が忘れている”ということに 少しでも早く気づけるように備えましょう。
”忘れている”ことを自覚できなければ、思い出そうとすらできませんからね。
そのためには、よく見返すモノの中で 確認を取りやすくしたり、忘れた頃に自身へ通知が届くようにセットしておく などの工夫が効果的です。
メモ
新しく見た・知ったこと、思いついたアイデアを、大雑把でいいから書きまとめておきましょう。
見返した際に記憶が飛んでいたとしても、キーワードなどを書き残していれば、後から調べ直すことで カバーできます。
紙でも、スマホでもOK。
とにかく常に持ち歩き、出会えた情報が新鮮なうちに 記録を残すようにしましょう。
スケジュールリスト
その日にこなすべきタスクを 順番にまとめたリスト内で、目立つように区別して書いておく。
そうすれば、タスク処理をしながらも確実に目に入って、細かく思い出すことができるでしょう。
他のタスクと 一目で見極められれば充分。
色分けや、記号で囲むなど、自分で判別できる形でテンプレ化しておくと 後先で楽になりますよ。
私の場合『Google カレンダー』を活用しています。
一度設定しておけば、iPhoneだけでなく、他のデバイスでも確認ができるので、使い勝手が良いのが魅力。
次の項に書かれている”リマインダー”の機能も備わっているので、これ一本でスケジュール管理は充分でしょう。
リマインダー
忘れているだろうと予想できる未来に、あらかじめセットしておく ”時限式の記憶復元ツール” です。
設定した時間に起動するだけのシンプルな通知機能ですが、効果は文句ナシ。
それでいて、無料で使える”スケジュール管理ツール”に実装されているもので充分なので、コストパフォーマンスも優秀です。
絶対に忘れたくないタスクは、直前のみならず、同じ内容を何回か繰り返すようにセットしておくと、確実に思い出せるでしょう。
忘れた内容をすぐに調べ直せるように、ツールを育てる
忘れたとしても、”思い出すべき内容を具体的にまとめてあるリスト”が用意できていると、スムーズな記憶の復元ができます。
また、思い出すためだけでなく、学習方法としても文句ナシ。
手の込んだ記録を自作すれば、制作過程で記憶により強く焼き付けられますからね。
最初から忘れにくく、忘れたとしても思い出しやすい”記憶の下地”を作り出せますよ。
以下の2つが 手軽かつ効果的でオススメ。
アクションを起こす中で、これらのツール作成も 計画に組み込んでいきましょう。
自分辞書
自分の取り組みの中で、深く知る・覚える必要のある知識だけを 自分の言葉で書き出した辞書を作成してみましょう。
書かれてる内容は、全て自分が”知る必要があって調べた”ものだけ。
辞典のように ムダな情報がごった返してるわけでもなく、表現も 自分が分かりやすい言葉づかいでいいので、スムーズに見返せて、思い出しやすくなるのです。
”忘れた際の自分が、どのような言葉を使って調べ直すか”を想像しながら作っていくと、より見返しやすくなりますよ。
チェックリスト
タスクリストに書きだした”大タスク”を、より細かい”小タスク”に分けて、こなす順番や進捗の確認をしながら進めるためのリストです。
箇条書きでこなす順序ごとにまとめていき、クリアしたタスクはチェックを入れて消していくだけ――。
作業を確実に進めるためのポイントを 一目で確認できる、便利なツールなのです。
状況によっては 順序を飛ばし、できるタスクからクリアしていくことだってカンタンにできます。
努力の度合いが目に見えて確認でき、モチベーションも維持しやすいのもオススメです。
チェックリストでオススメなツールが『Trello』。
膨大なタスクも見やすく分類しつつ、進捗も確認しやすいので、チェックリストはこれさえあれば ほぼ充分でしょう。
まとめ
- 人間は何についても長く覚えていられない。
これは 脳の仕組みであり、仕方のないこと - 特別な体質でもない限りは 覚え続けるということは不可能。
仮に記憶力を上げられたところで、大事な局面では 確実な”記録”の方が 信用される。そういったこともあり、 記憶力を上げようとする努力自体があまりメリットがない - どうしても忘れてしまうことは事実として受け入れ、実際に忘れてしまう前から ”未来に向けたフォロー”の準備を進めておく方が 有意義
本当に大事なのは、得られた知識を活かし、現実で応用する”知恵”。
知識自体には価値がなく、覚えるという行為は自己満足でしかないのです。
忘れたっていい――。と、開き直ってOK。
気づいてすぐ調べなおし、思い出せさえすれば、遅れはとりません。
あとはそこからの『知恵』の問題です。
学校のテストなど、知識を”覚える“ことに意識しがちですが、全ての場で個人の記憶力を試される訳ではありません。
むしろ、探りつつでも知識を”活かす“方面の力の方が、世の中では重要なのです。
頭の中に入っているだけが、自分の使える知識じゃないってことだねぇ〜。
忘れてもいいってだけで、勉強へのハードルが下がった気がするよ〜。
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