- なぜお金持ちが 慈善活動に取り組んでいるのか 気になる
- 慈善活動に、どのようなメリットがあるのか 知りたい
「お金持ちが 何にお金を使っているか?」
……この問いへの一つに『慈善活動』をイメージする人も多いでしょう。
実際に取り組んでいるお金持ちはたくさんいます。……が、その目的は単純な“人助け“だけではありません。
困っている人を助けることで、最終的には自分も幸せになれる――。
言わば”投資活動”。リターン狙いの取り組みなのです。クレバーですね。
【結論】お金持ちの慈善活動は、
助けた相手が生み出す”価値”に期待してのこと
お金持ちの多くは『慈善活動』に積極的。
【慈善活動 一例】
- 慈善活動に関する財団や団体の設立・監督
- 支援活動の専門家や団体に対する 資金援助
- あくまで一個人としてのボランティア、経済的・物的支援
……といった感じで、方法や支援対象が違いながらも、意識は似通っています。
これは、困っている人たちを“格下“と見下している訳ではなく、そういった人達とも“対等“であることを理解しているからこその行動なのです。
聞こえはいいけど、結局は売名行為でしょお~?
困っている人を助ければ、注目されるし 感謝されるしで、良いことばかりだもんねぇ~!
まあ確かに、その効果も狙ってはいるでしょう。
……でも、本命は違います。
自身の名が売れて賞賛されるより、相手が危機を乗り越え自立することで生まれる”価値”こそが真の狙いなのです。
支援によって『可能性』を守れることに 大きな意味がある
そもそもとして、支援を求めている相手が ”非力な弱者” であるとは限りません。
他にはないような魅力を持っているけれど、圧倒的な理不尽のせいで その個性を活かしきれていないだけとも考えられるでしょう。
- 大きな ”才能”
- 他にはない ”文化”
- 未来に活かせる ”環境・資源”
こういった ”良い可能性”を秘めている以上、弱肉強食といえど、その人や地域・国が 不幸に押しつぶされるのは もったいないこと。
仮に面識のない相手だったとしても、人と人の関わりによる効果は大きいもの。
故に ”良い可能性”にかけて、相手を守ろうとするのです。
相手が自立できるようになれば、自然と良いリターンを得られる
支援相手が復活し、自立できるようになった後も、あくまで”対等”。
今度は、ビジネス面でも 支え合いながら 互いの力になれます。
- 支援相手によって生み出された”商品”や”サービス”を、客として利用できる
- ビジネスパートナーとなって 助けてもらえる
- 直接的な関わりがなくなっても、経済を回して景気が良くなれば、自然と自分の事業も 利益を出しやすくなる
このような感じ。相手が自立し活動できれば、その恩恵は自然と巡ってくるのです。
『情けは人の為ならず』――。
この言葉通り、他人への施しは 巡り巡って自分に役立つ形で返ってきます。
また、助けた相手の活躍で多くの人が恩恵を受けられると考えれば、どんな慈善事業も”社会全体への助け”となります。想像以上の効果をもたらしてくれるでしょう。
慈善事業の実績が、自分の印象を良くしてくれる
人助けに積極的――。
シンプルですが、この情報だけで 周りから充分に好印象に思われるでしょう。
良い印象を持ってもらえれば、そのまま信頼へとつながります。
アプローチされやすくなり、新しい挑戦やつながりが生まれる機会が、自然と増えるのです。
それらを駆使して自分を高め、より大きな能力・財力を身につければ、さらに大掛かりな活動にもチャレンジできるようになるでしょう。
新しいビジネス、より幅広い慈善活動へ着手。そしてさらなる信頼が生まれる――。
といった感じで、自身の成長も織り交ざった 良い循環を生み出せるのです。
ある種の売名行為だとも言えますが、名声を得るには 本当にタメになる形での支援をしなくてはなりません。
少しでもズレたら「”人助けごっこ”で満足している 痛いヤツ」という風に悪評にもつながるリスクだってあるのです。得られる信頼は、正当なリターンだと考えていいでしょう。
弱者の後押しをするような、慈善事業こそ意味がある
ここまでに語った中でも 少し触れましたが、支援者に対してタメになる支援でなければ意味がありません。
的外れな支援をすれば 相手は不幸から抜け出せず、自分の評判もガタ落ち。さらにほかの人が後始末のために 余計な苦労をするハメになるかもしれません。
今だけでなく、未来の相手を思いやれてこその いい支援。
みんなで幸せになれるように、いい慈善のポイントを押さえておきましょう。
”甘え”を生み出すような支援は NG
まず第一に抑えておきたいのは『人の本質』。
「人間みんな”怠け者”――。真面目に働くのも、見返りが必要だからに過ぎない」ということですね。
ラクな方へと流れるのは、本能的な面もあるので仕方がないこと。
そこは個人の理性でもって 苦労と向き合い、乗り越える力をつける必要があります。
しかし、支援をする側があれこれと世話を焼きすぎて、『自身で働く必要性』を奪ってしまえば、きっと多くの人は堕落しきり、”自立”や”改善”などを考えなくなってしまうでしょう。
必要とされるような支援は、何に関しても必要最低限――。
甘ったれさせ、自立を妨げるような支援となれば、全くの逆効果。
必要に応じて突き放す選択も、施す側が心がけるべき支援の形なのです。
最低・最悪を凌ぎ、可能性を守れれば 充分
無償の支援をする対象は、基本的には『圧倒的な経済的弱者』に対してのみ。
自身での立て直しが難しく、放っておくと そのまま破綻してしまいかねない場合に、助け船を出します。
具体的には、下のような状況に置かれている相手ですね。
【無償の支援対象 一例】
- 孤児・難民
- 自然災害や戦争などの被害者・地域
……当然、こう言った人達の中にも、支援の必要性などの程度の差はあります。
中には、自業自得による人だっているでしょう。
- 「どうせピンチになれば助けてもらえるし、無茶したっていいでしょ」
- 「真剣に働かずとも、最低限度の生活は保証してくれるだろう」
ピンチだからと言って、全て同じように助け舟を出すなら、甘ったれた思考を助長しかねません。
正しい判断で分配できなければ、本当に必要としている人に 必要な支援が行き届かない……。そうなれば、良い可能性を守れずに終わるだけでなく、自立しようという気力すらも奪ってしまうかもしれません。
援助と言えば聞こえはいいですが、相手の人生への介入そのもの――。
間違いなく”生き方を左右している”瞬間だという自覚を忘れないように。
まとめ
- お金持ちにとっての慈善活動は、
支援相手が持っている『新しい価値を生み出せる可能性』を守るのを目的にしている。 - 支援する相手との関係は、あくまで対等。
相手が自立して、社会に良い効果を生み出せるようになれば、それこそがリターンになる。 - 支援の対象は『圧倒的な経済的弱者』のみ。
甘えを起こして自立心を壊さないように、それぞれに必要となる最低限の支援のみに限定する。
『情けは人のためならず』の体現とも言える取り組み。それこそが”慈善活動”――。
貧困にあえぐ人を救えれば、治安は間違いなく良くなるでしょう。
犯罪を犯すような人間が減れば、自身がそれらの被害にあう可能性も減らせます。
良い可能性を守りつつ、悪い可能性を潰していく。
起こりうる未来に満遍なくアプローチしていける、自分のためになる活動だと言えるでしょう。
”釣銭を募金箱に入れる”などの方法でも充分。
他人に施せるレベルの余裕を実感できるので、精神的にもいい刺激になりますよ。
手放すお金も「誰かのためになる」って思えば、もったいなくはないねぇ~。
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